リファーラルを出したいのだけれど… 

2013/07/02

「BNIメンバーが、自分のチャプターの枠を越えることを可能にするような、世界規模のインタラクティブなオンラインシステムを開発しよう」。そのようなビジョンが頭に浮かんだとき、私はそのシステムが持つ可能性に興奮を覚えました。以前から、私は、自分が何かのサービスを使うときは、必ずBNIメンバーのものを使いたいと考えてきました。休暇やビジネスで海外に行くときも、国内の親戚のもとに行くときもそうするようにしてきました。私だけでなく、メンバーの中にも同じように考えている人をたくさん知っています。そういうときに役に立つのが、すべてのBNIメンバーの情報にアクセスできるBNI Connect(今では40か国以上で利用可能)です。
私はこれまで、BNI Connectを使って、自分が使うサービスを検索したり、海外のBNIメンバーにリファーラルを出したりしてきました。BNI Connectにログインして、特定の地域で活動しているメンバーや、自分が必要としている業種のメンバーを探すのを、いつも楽しんでいたのです。
ところが、1年前のことです。私のもとに来たある案件について、リファーラルを出せる事業者を探すために、私はBNI Connectを使おうと思いました。最初のわくわく感は、それほど長続きしませんでした。なぜなら、私が探していた地域のメンバーのうち、プロフィールを作成しているメンバーが非常に少なかったからです。
なぜ、プロフィールを作成していないのだろうか?BNI Connectを活用すれば、世界中のBNIメンバーと繋がることができるのに…。
私は次のことに気づきました。それは、チャプターを越えてリファーラルを出すという発想そのものが浸透していないのかもしれないということです。というのも、組織の歴史を通じて、BNIは「ローカルビジネス」に焦点を当てたネットワーキングを展開してきました。大きな変化には時間がかかるのかもしれません。

それから1年…

それから1年経った今年のことです。私はあるBNIメンバーにリファーラルを出す機会がありました。私はBNI Connectを使って目的の業種のメンバーを10人見つけました。そのうち、私がクリックした最初の5人のメンバーは、プロフィールに詳しい情報を載せていませんでした。やっと6人目で、自分のビジネスの内容を記載しているメンバーを見つけました。MSPを受講済みであることを示すリボンも表示されていました。そして、複数の連絡先情報(会社電話番号、携帯番号、メールアドレスなど)とウエブページのアドレスも記載されていました。まさに、こういうメンバーを探していたのです!
興味から、残り4人のプロフィールも見てみました。プロフィールを記入していたのは、4人中2人だけでした。つまり、10人のBNIメンバーの中で、連絡をもらったり、リファーラルを出してもらったりするのに十分な情報をプロフィールに載せているのは、3名だけだったのです。
この経験をお話ししたのは、次のことをお伝えするためです。1年前、コネチカットのエグゼクティブディレクターであるアリス・オストロワは、カンファレンスでディレクターに向けて、『私たちはリファーラルの真っただ中に立っている(Standing in the Middle of a Referral)』というプレゼンテーションをしました。BNI Connectがある今、私たちは、「立っている」どころか、ゆったりと腰かけているようなものです。ただし、自分のビジネスに関するプロフィールを記入しておくことが決定的に重要になります。
BNI Connectの標語は、

Local Business – Global Network®

(ローカルビジネス・グローバルネットワーク)です。BNI Connectのプロフィールは、グローバルネットワークを活用するために不可欠な要素となります。BNIのグローバルネットワークを活用することで、リファーラルを通じてビジネスを獲得するチャンスをさらに拡大することができます。次々とこれを実践するメンバーが増えています。すでに目を見張るようなエピソードもいくつか届いています(こちらをクリック)。
BNI Connectのプロフィールを記入することの重要性をご理解いただけましたでしょうか。プロフィールを記入しないでいることは、新聞に白紙の広告を載せているようなものです。ぜひ、この機会にBNI Connectにログインして、プロフィールの作成を始めてください。
BNI Connectについてご不明な点は、担当ディレクターまでお問い合わせください。今日から、「グローバルネットワーク」の一員になりましょう。