セールスの電話を新規メンバーに変える

2011/11/04

夕方によくかかってくるセールの電話を、ビジターやメンバーの候補として利用することを考えたことはありますか?
次のようなシナリオを想像してみてください。

セールスマン:

「お忙しいところ失礼します。このたび、選ばれた方だけを対象とした、耳寄りな情報をご案内させていただきたく、お電話を差し上げました・・・・・」

あなた:

「すみません。私自身はお役に立てないかもしれませんが、木曜の朝に私と一緒に異業種交流会 に参加して、グループのメンバー35人に、あなたのOO(製品、サービス、オファー…)を紹介しませんか?私自身はお役に立てないかもしれませんが、私のネットワーキング仲間に、あなたのことをぜひ紹介したいと思います。今週、ご予定はいかがですか?」
ほとんどのセールスマンは好きでセールスの電話をかけているわけではないので、BNIのミーティングにビジターとして招かれるというチャンスは、とても魅力的に感じるはずです。
ここで終わらずに、BNIメンバーからのリファーラルでメリットが得られそうな、仕事上の仲間や知人がいないか、相手にたずねてみましょう。もしいるなら、ぜひ、その人を連れて来てほしいと伝えます。セールスマンが誰かを招待すれば、彼らが実際にミーティングに出席する可能性も高くなります。

セールスマン:

「今日、あなたとお話ができてよかったです!ありがとうございます!さっそく、このことをOO(夫、妻、同僚、知人…)にも話してみたいと思います!」

あなた:

「住所を教えていただけたら、あなた宛ての招待状ハガキをお送りします。招待状にミーティングの場所と時間が書いてあります。それと、私より早く到着しても、誰かがあなたをお迎えできるように、会の主催者に電話しておきます」
こうしたセールスの電話は、決してあなどれない、ビジターの供給源になります。相手にとっては、リファーラルを目的としたグループのメンバーと話す機会を提供されることは、決して迷惑ではありません。
可能であれば、相手の電話番号と住所を聞いておきましょう。そうすることで、ミーティングを欠席した場合でも、はがきや電話でフォローアップができるからです。できれば、ビジターホストがフォローアップをするのがよいでしょう。また、実際のチャプターミーティングの前に、プレジデントやビジターホストから相手に電話をして、事前に歓迎の意思を伝えておくのも良いアイディアです。このようにして、相手が約束をすっぽかして、マイナスの第一印象を与えるというようなことがないようにしておきましょう。その人の売り上げにも関わる問題です。
この方法を何回か試したところ、見事成功しました。これほど簡単にミーティングに招待できる、まだ活用されていないビジターの供給源があるというのは驚きです。夕食中に電話が鳴っても、今度は「また電話だ!」と言わないでください。