美容院にBNIの仕組みを導入!?

2011/08/03

東京・新橋で開催しているS1チャプターに、美容師のカテゴリーで登録されている鈴木朋弥さん。
なんでも、ご自身の美容室でBNIの仕組みを取り入れているのだとか。
その驚くべき方法とは??

…経営者の方、必見です!

▼まず、BNIはをどのようにして知ったのでしょうか?

私は美容師をしているのですが、私のお店自体、紹介や口コミのお客様がほとんどです。特に、近所にあるエステの社長とはいつもお客様を紹介し合っていました。…というより、もっぱら紹介して頂くことの方が多くて、いつか恩返しがしたいと思っていました。

ある時その社長に、BNIっていう口コミでビジネスを広げている異業種交流会があるから一緒に行ってみないかと、誘いを受けたんです。正直あまり期待はしていなくて、ただいつもお世話になっているのでそのお返しの意味と、経営者として10年以上独自の方法でやってきた自分が、社会でどのくらい通用するのかを確かめたくて見学に行くことにしました。

▼ビジターとしてBNIに参加した感想は?

「こんな組織もあるんだな」と、正直まだ半信半疑でした(笑)
実際、自分が毎週朝早く起きて参加できるかどうかも疑問で、登録する時まで迷いました。でも、1回の定例会に費用の全てを掛けたと思って、まずは参加してみよう、そう思ったんです。そして登録したからには、できることは全部やって、BNIに全力で取り組もうと思いました。

▼初回のトレーニングが私の意識を変えた―。

最初に受けたメンバー・サクセス・プログラムは、加納亜季ディレクターが講師を担当していました。
そのトレーニングの中で、加納ディレクターがこんなことをおっしゃったんです。
「皆さんは経営者や事業者の方が多く、ご自身のやり方を試行錯誤しながら会社をつくり上げて、これまでやってこられた方が少なくないのではないでしょうか。でもここはBNI、素直にBNIのルールに従って行動してみませんか?」

確かにそうだな、と思いました。BNIに入ったなら、BNIのやり方でやってみようと。
そこから、気付いたらBNIにハマっていたんです・・・(笑)

いろんなトレーニングを受けるうちに、単純だけど奥が深いBNIのやり方に、学ぶことも多くありました。そしてこんなに良い仕組みなら、実際に自分のお店で取り入れても上手くいくのではないか?そう思うようになました。

▼BNIの仕組みを、いざ自分のお店に導入―。

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まずは週に1回、BNIの定例会と同じく、1時間半のミーティングを設けることにしました。もちろん今までもミーティングはやっていたのですが、内容を”議論”する場ではなく、”報告・決定”する場に変えました。BNIのアジェンダを見ていて、リファーラル発表など報告をする時間はあっても、話し合う時間はないところからヒントをもらったんです。これによって、ミーティングがよりスムーズに、そして話し合う内容がより濃いものになりました。

あと、一人ひとりを知る最も効果的な方法「1to1(ワントゥワン)」。
これも従業員同士で取り入れています。BNIの1to1シートをアレンジして目標設定、USP、個人として力になれそうな事などをオリジナルシートに書き込んで活用しています。

また、BNIでビジターを呼ぶのは当然のこと。
私のお店もほとんどが紹介や口コミなので、各スタッフにビジターを連れてくるよう言っています。もちろん個人の目標設定・呼んだ人数・来てくれた人数も用紙に記入して、明確に分かるようにしています。

その他、先日行われたビジターズ・デーの準備も同様、招待顧客のリストアップ、目標のコミットメント、予約の進捗状況などをフリップチャートに貼りだしたりと、仕組み化する事によりスムーズに進行しています。

▼BNIの仕組みを活用し始めてから、お店やスタッフについて、なにか目に見えて変った変化はありますか?

お客様のニーズやお仕事内容に関しては、以前より興味を持つようになりました。また、美容でしかお役に立てないのではなく、「ゲートキーパー」として様々なニーズにお答え出来るようになりました。

▼それでは最後に、先月ディレクタートレーニングを受けられていた鈴木さん。今後のBNI活動について、意気込みをお聞かせください。

時点の顧客を中心に新たなチャプターを立ち上げたいと思っています。
私どもと関わる事により、その方のビジネスの成功にも貢献出来たらとても素晴らしいと思いますし、可能だと思っています。

鈴木さん、ありがとうございました。
今後益々の活躍に期待です!

【鈴木 朋弥さんのプロフィール】
所属チャプター: BNI S1チャプター
事業内容: 美容院「AYOMOT(アヨモット)」
連絡先: ayomot@wine.ocn.ne.jp