マイクロソフトの仕事を受注 きっかけはBNI Connect

2013/04/12

およそ7年前のこと、私はニューヨークのクイーンズ区で立ち上げ中だった、BNIグループの立ち上げ説明会に参加しました。ところがフォトグラファーということもあり、当時私のスケジュールは不規則なものでした。そのため、チャプターに加入したり、チャプターの立ち上げに関わったりするのは難しい状況でした(特に朝7時には!)。
その後も、エリアディレクターのティム・ヒューストンとは連絡を取る機会がありました。彼はいつも私にもう一度BNIのチャプターを訪問してみないかと言っていました。ときどき、ビジターズデーに招待されて参加したり、BNIメンバーの代理人を務めたりはしていましたが、チャプターに加入しようとは思いませんでした。当時の私は、BNIのことを、ただ地元の事業者が集まってリファーラルを交わしているだけの組織だと思っていたのです。当時はローカルビジネスの組織であるBNIが、グローバルなネットワークを持っているということは、思いもよりませんでした。また、ギバーズ・ゲインの力にも気付いていなかったのです。
それが、2011年を境に大きく変わりました。私の友人が地元のチャプターに加入したのです。会場は私の家からわずか数ブロック先でした。その友人は私にチャプターでフォトグラファーのカテゴリーが空いていることを教えてくれました。そこで私は、BNI Elite Synergy チャプター(ニューヨークのベイサイド地区)のミーティングに参加し、そこで素晴らしい体験をしました。私は申し込みを行い、加入が承認されました。きっと、そのうち投資に見合うリファーラルをもらうことができると思いました。
その後、私は実際にたくさんのリファーラルを交わすことができました。受領したリファーラルは、顔写真から、ウエディングや企業イベントの写真までさまざまです。そして、最近のことですが、私は初めてBNI Connectを活用した遠距離リファーラルを受け取ったのです。ワシントン州サマミッシュのBNI Plateau Partners チャプターのメンバーである、マイク・ナカムラからでした。
彼はマイクロソフト社のプロジェクトのために、フォトグラファーを取りまとめる役割を担っていました。当時マイクロソフト社は、ニューヨークで開催される企業イベントのフォトグラファーを探していました。マイクは、まずBNI Connectに掲載された私のプロフィールを見ました。そして、以前に私がリージョンのイベント等で撮影した写真を吟味しました(マイズナー博士、ヘーゼル・ウォーカー、フランク・デ・ラフリが出演したイベントなど)。その結果、彼は私にマイクロソフト社を紹介してくれたのです。私は、ニューヨークのハンティントン駅にオープンしたマイクロソフトストアのグランド・オープニング・イベントで、公式フォトグラファーを務めました。イベントには、グラミー賞を9回も受賞した、あのジョン・レジェンドも登場しました!
*ミシェル・コーカ(Michelle Kawka)氏は、受賞歴を持つ国際的に活躍するプロのフォトグラファーです。

こんなエピソードも……

最近、ユタ州のベテランのディレクターが、デンバー(コロラド州)で開催されるイベントのために映像制作のプロを探していました。そこで、BNI Colorado リージョンのウエブサイトで、映像制作の事業者を見つけました。ところが、その事業者はプロフィールをリージョンのウエブサイトに公開していなかったのです。連絡先も分からず、調べる時間もなかったため、他を当たることにしました。
チャプターのメンバー全員が、写真、連絡先を載せたプロフィールを「公開」するようにしましょう(訳注: BNI Connectを用いてウエブサイトを作成しているリージョンでは、BNI Connect上のプロフィールをウエブサイト上で公開することが可能です)。世界には145,000人以上のBNIメンバーがいます。もしかしたらチャンスを逃して損をしているかもしれません。メンバーに無料で提供されているツールを活用しましょう。