リーダーシップについて考えてみる

2020/07/01

リーダーシップについての考え方

リーダーシップと聞くと組織やチームにおいてトップであることですが、“トップ=組織の中で一番偉い人”という意味ではありません。世界中でベストセラーとなっている『7つの習慣』の著者・スティーブン・コヴィー氏は、リーダーシップについてこう解説しています。

「Leadership is a choice, not a position」

つまり、リーダーシップとは集団の中で自発的な選択で行動した結果、リーダーになったのであって、肩書のために就くものではない、ということです。そしてもう一人、『WHYから始めよ!』の著者で、TEDでも人気講師の一人となっているサイモン・シネック氏もこう言っています。

「Leadership is a choice, not a rank」

同じく、リーダーシップとは上記のような積極的な選択の結果であって、職位や順位ではない、ということです。

組織においてトップが決断をして遂行する、というのが通常です。しかしそのトップがいなくなったら皆さんはどうしますか? それでもやるべきことが目の前に迫っているとき、皆さんはどうしますか? そういうときはチームの中で誰かがリーダーシップをとってチームを動かし、目の前のやるべきことを対処していこうとします。リーダーシップとは物事を潤滑に進めていくための「役割」を務めようと行動することに尽きます。リーダーシップを考えるうえでおすすめの動画として「Lead India – The Tree」というのがありますので、是非ご覧ください。

また、チームの中で誰かがくじけそうになったとき、その人をいち早く見つけたり、ピンチやチャンスをいち早く察して行動に移したりしてチームを成功に導くなど、リーダーシップは全方位的に目を配ることが求められます。チームの中がそういった“隣の人に気を配る”ことができる人であふれていたら、そのチームは強固で、成功に最も近い存在になるでしょう。つまり、

「Leadership is an action with love」

愛を持って周りの人たちに接し、自分の時間を使ってまでも周りの人たちに尽くすこと、それがリーダーシップの姿であることでしょう。

こちらはBNI ポッドキャストの中から選んだ番組をサマライズしたものです。BNI ポッドキャストはこちら